塚本めっきの加工技術

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ランダム制御ラックめっき

ラックめっき（タコ付け法）は、電流接点に製品の一つ一つを人手により、
治具（タコ）にセットして、めっきを行います。
弊社では、自動化による品質の均一化と省人化によるコストダウンに加えて、
小ロット・多品種の混合作業や、計画生産に対する割り込み生産の増加といった要求を考慮したランダム制御方式を採用しています。

ランダム制御ラックめっきの特徴

  • 01

    素材別に適合した前処理キャリヤーの運行

    （鉄、銅合金、SUS）

  • 02

    膜厚の大小、その他目的に応じたニッケルめっきキャリヤーの運行

    （ダブルニッケル、半光沢のみ、光沢のみ、ニッケル仕上げ等）

  • 03

    目的に応じた処理を行う最終処理キャリヤーの運行

    （クロムめっき、黒クロムめっき）

  • 04

    各キャリヤーと列間を移動するトラバーサの運行を集中管理し、衝突等の事故を未然に防ぐ

  • 05

    複数品種の混合稼働を可能にし、工程変更で
    生じるロスタイムを最小限にして運用効率を向上させる

網付けクロムめっきとの比較

二つの方法については一長一短であり下図のようになります。

品物の大きさ 生産量 電流のバラツキ コスト
タコ付け 大 少 小 高
アミ付け 小 多 大 低

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